2021年2月25日(木)、茨城県産日本酒の輸出促進を支援する「香港現地バイヤー向けオンライン地酒商談会」(以下、「商談会」)を開催しました。海琳堂は常陽銀行とともに共同企画者として、香港会場や撮影・配信のアレンジ、企画を担当しました。
今回のオンライン商談会は、新型コロナウイルスの影響で地酒生産者と海外バイヤーとの商談機会が減少している状況を受けて、両者がオンラインで直接交流し、商品の魅力を伝える場を作ることができないかという挑戦でした。
日本側、香港側の状況の変化により一時は延期を余儀なくされましたが、最終的には県内の8酒蔵(当日参加は3蔵)と酒器やおつまみを作る地元企業様が参加。
アルコール消毒やマスクの着用など、両会場それぞれでガイドラインに沿った感染対策を徹底し、無事に開催することができました。
◆カメラの先にいる香港現地バイヤーに向けて、酒蔵代表者が直接商品をPR
香港会場には「花楽 日本料理 Hana Raku Japanese Restaurant」というレストランを用意し、26名のバイヤー、ディストリビューター、酒屋、レストラン経営者などが参加。商談会は香港会場と茨城会場(常陽銀行つくばビル)をzoomでつないで実施。司会にはフリーアナウンサーで酒サムライのあおい有紀さん、通訳者にはミスSAKE香港2020準グランプリのチック ユミさんと、運営側にも日本酒に精通したメンバーが集まりました。
挨拶や茨城県のイントロダクションに続き、県内の3つの酒蔵(青木酒造、浦里酒造、磯蔵酒造)の代表者が順番にプレゼンテーション。画面越しに香港現地バイヤーの様子を見ながら酒蔵や商品について直接紹介しました。それぞれの蔵の個性がよく伝わるプレゼンテーションを披露したほか、麹室からの生中継や、酒蔵紹介のショートムービーの上映などコンテンツにも工夫を凝らし、香港会場は大きな盛り上がりを見せました。
<香港会場のバイヤーのコメント>
「コロナ渦で新しい地酒との出会いがあるとても良かった」
「具体的な価格提示もあり、取引につながる有意義な会だった」
「コロナが収束した際には、茨城県の酒蔵をぜひ訪問したい!」
今回の企画はオンラインでの商談会に大きな可能性を感じさせるものでした。素晴らしいプレゼンテーションを披露してくださった酒蔵様、各メーカー様にも感謝いたします。今後も弊社では、独自の海外ネットワークや海外輸出の経験を活かし、さまざまな企業や自治体と連携して日本産酒類の海外輸出を支援していきたいと思います。
― 本件に関するお問い合わせ
株式会社 海琳堂
TEL: 03-5809-9670
E-mail: info@kairindo.com