10月7日 「株式会社海琳堂」による、全く新しいカクテルコンペティションの最終審査が開催されました。このカクテルコンペティションでは「NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)」の協力を仰ぎ、全国の唎酒師の方を対象としたレシピの募集を行って参りました。
この日、審査を勝ち抜いたファイナリスト6名がFBOアカデミー東京校に会し、賞金及びRTD商品化をかけて自慢のレシピを披露しました。
■「海琳堂 RTD/テイクアウト商品カクテルコンペティション」とは?
国産酒類の貿易、小売り、商品開発などを行う株式会社海琳堂主催のコンペティション。SSI公認の『唎酒師』を対象とし、国産酒類を使用した低アルコールカクテルのレシピを募集していました。
入賞したカクテルは店舗で販売されるテイクアウトドリンク化。
優勝レシピはRTD商品化され、発売されるという新しい商品です。
■カクテルコンペの特徴
このコンペティションでは全国の唎酒師を対象にカクテルレシピを募集しました。
「唎酒師」は日本の代表的なお酒の資格であり、その大半がお酒や飲食の仕事に就いています。その知識や経験から、単に美味しいだけではなく、新鮮な味わいとアイデアに富んだ新しいカクテルのレシピを考案していただきました。
バーテンダーとしてのスキルに重きを置かなかったことで、結果的に飲み物(RTD商品)としてレベルの高いレシピが集まる大会となりました。
■カクテルコンペの目的
このコンペの目的は
「普段お酒を飲まない方でも楽しめる、低アルコールカクテルの開発」
カクテルは自由度が高く、味の幅があり、普段お酒を飲まない方でも口にしやすいお酒です。特に今回は低アルコールの条件を付け、飲みやすさを追求しています。
さらに、日本産酒類(特に日本酒、焼酎、リキュール)をベースとしたカクテルに限定。
低迷する日本の酒類業界の活性化に一役買えたらという想いも込め、このコンペティションは開催されました。
■最終審査
そして10月7日、予選を勝ち抜いた6名は3名のオンライン参加者を含め、FBOアカデミー東京校に集まり、自慢のカクテルを披露しました。
審査は
株式会社海琳堂代表 楊 嘯
NPO法人FBO 副理事長 日置 晴之
日本酒サービス研究会・酒匠研究会 研究室長 長田 卓
株式会社ぽんぽんぽん 代表取締役 鈴木 登子
バイリンガルタレント・唎酒師 児玉アメリア彩
の5名が担当しました。
■優勝レシピが決定
見事優勝を勝ち取ったのは、軽井沢でバーテンダーをしている唎酒師、林希実さんのレシピ。
カクテル名
「HOYORI」
でした。
このカクテルはRTD商品化を予定しています。
他、入賞者の方にも賞金の授与と、東京都江東区にある『深川醗酵所』でのテイクアウト商品化がされる予定です。
■受賞者とカクテル一覧
・グランプリ 林希実さん
カクテル『HOYORI』
・準グランプリ 中條一夫さん
カクテル『ミスティ・ホエイ』
・入賞 向井畝津子さん
カクテル『凱風快晴』
・特別賞 岩崎 崇さん
カクテル『海花火』
・特別賞 中井 恵さん
カクテル『ココナッツサケラッシー』
・特別賞 Yuen Ming Himさん
カクテル『Cell Visit』